優駿の門GI(5)

遂に日本に上陸したアイアンマッスル。
哀歌VSマッスルの初対決は、哀歌の勝利に終わった。
そのレースを最後にアメリカを転厩するマッスルに厩務員・小林はついてゆくことに。
そして小林のいない神宮寺厩舎に、世界のトップジョッキーとなった光優馬からの電話が…。
優馬がアメリカから神宮寺厩舎に送り込んできたレジスタンスは、デビュー戦を圧勝した。
優馬の鞍上で風になるような騎乗を見て驚愕する駿。
このままでは哀歌は勝てない…。
そして優馬はクレイジー仔である哀歌に会うため、岡田鮫厩舎にやってきた…。
優馬が岡田鮫厩舎にやってきて、哀歌を調教することになった! 駿以外誰も乗りこなせなかった哀歌をみごとに調教するその姿に駿は衝撃を受け、世界を意識し始める。
そして世界に出るための金策に公平が健を訪れると、公平は天馬牧場と白雪を売却する…。
牧場と白雪の売却という重いハンデを背負った駿と哀歌だが、もう二人の心には迷いはなかった。
しかし、突然の内臓疾患により哀歌は腹に爆弾を抱えてしまう。
原因は神経性のストレス…? だが哀歌はその痛みを隠しながら、駿、公平、ライバルたちと共にアメリカに渡った。
いよいよ舞台は日本を飛び出して海外へ!「アメリカの赤い怪物」とよばれるロッキーと、その騎手マイケル・グリーン。
その精神のたくましさを目の当たりにした公平は、駿を男にするため、哀歌をケンタッキーダービーに出走させるために、哀歌と共に駿の元をはなれる。
表面上は騎乗に振舞う駿だが、ただ一人苦しんでいた。
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